2011年5月16日月曜日

庭のホテルのロゴマーク

今日は庭のホテルのこだわりの1つである、ロゴマークについてお話ししようと思います。

<正方形のロゴ>
江戸時代、幕府の軍備上の意図で、江戸市中の路地はあちこちで行き止まりになっており、なかなか目的地にたどり着けない構造になっていたそうです。
それをヒントに、篆書体(てんしょたい)の「庭」という文字をアレンジしてロゴマークが出来上がりました。よく落款などに使用される書体ですね。
行き止まりの多い江戸の路地をイメージした正方形の中に、「庭」という字が見て取れるかと思います。




<ルテホの庭>
明治時代から戦前にかけて横文字を右読みしていたことをヒントに、「庭のホテル」を「ルテホの庭」と表記しました。これは、近代から現代への移行を表現しています。
「ルテホの庭」は、そのまま左から読むと語感も見た目も珍しいので、よくお客様からも「何ですか?」とお尋ねいただきます。

最後に「HOTEL NIWA TOKYO」とローマ字を使用したのは、国際都市である現在の東京をイメージしています。

このように、ロゴは江戸から現在までの東京を表していますが、お客様にも庭のホテルでのご滞在で同様のイメージを感じていただければと思っています。

ロゴには4種類の色を使っています。
メインカラーは深川鼠(ふかがわねず)を使用しています。そして、柿渋(かきしぶ)、芥子(からし)、甕覗(かめのぞき)のそれぞれをサブカラーとして使っています。
これらも全部江戸時代の色です。

サブカラーは左から「柿渋(かきしぶ)」・「芥子(からし)」・「甕覗(かめのぞき)」
 

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