2014年10月28日火曜日

第55回 神田古本まつり

神保町の秋の風物詩「神田古本まつり」が、先週土曜日から始まりました。
まつりの期間中は、駿河台下から専修大学前の交差点まで
靖国通りの南側の舗道に、露店の本屋さんがずらりと並び
500メートルもの『本の回廊』が出現します。

ちなみに通りの南側に本屋さんが集中しているのは
入口が北向きとなり、本の日焼けを防げるからだそうです。
なるほど、通りの北側と南側とでは日当たりがずいぶんと違います。
 
露店に並ぶ本は、1冊100円から数万円のものまで気軽に手に取ることができ
古本まつりならではの特別なお値段で購入することができます。
あらゆるジャンルの古書の中から
お気に入りの本、掘り出し物の本を見つけ出すのは
さながら宝探しのようでワクワクします。

 
夕方になると、提灯にあかりがともされて
夜店気分で古本市を楽しめます。
夜は19時までなので、仕事帰りにのぞいてみるのもおすすめです。
そして、お買い物の後はカレーをはじめとする
神保町ならではのグルメを楽しまれてはいかがでしょう?

 
 
 【日時】 10月25日(土)~11月3日(月・祝)
       10:00~19:00 (最終日は18:00まで) ※雨天中止 
 
 

2014年10月16日木曜日

浮世絵講座 其の一

10日5日(日)に歴史作家の車 浮代さんを講師にお迎えして
「浮世絵講座」を実施いたしました。
当日は、台風の影響で大雨だったにもかかわらず
沢山の方にご参加いただきました。

浮世絵の歴史や、浮世絵ができるまでの絵師、彫り師、刷り師それぞれの仕事の話など
画像・映像資料を見ながらの興味深いお話に、参加者の皆さんは熱心にメモを取られていました。

ゆっくりと分かりやすく説明をしてくださる車先生 
会の最後には、浮世絵の実物を間近に見ながらそれぞれの作品の説明を聞き
江戸時代の職人さん達の細かな技巧に、一同驚かれていました。

次回の「浮世絵講座 其の二」は11月1日(土)14:00~15:30。
テーマは『江戸の出版事情』ということで
車さんの近著でベストセラーになった「蔦重の教え」にも出てくる
江戸時代の名プロデューサー蔦屋重三郎のお話をはじめ
北斎など著名な絵師たちの生涯と作品の特徴などについて
お話をしていただきます。

また、ホテル近くの神保町では、ちょうど神田古本まつりも実施されているので
講座の後は、靖国通り沿いに本棚がずらりと並んだ「本の回廊」で
浮世絵や江戸にまつわる掘り出しものの本を探してみるのも楽しいのではないでしょうか。

車 浮代の江戸いろは塾
  「浮世絵講座 其の二 ~江戸の出版事情~」 11月1日(土)14:00~15:30 
  「浮世絵講座 其の三 ~浮世絵とジャポニスム~」 12月7日(日)14:00~15:30 
    参加費・・・ 各回¥3,800(飲み物付)

  ※講座の詳細および、参加お申し込みはこちら

   庭のホテル 東京の情報紙「はこにわ 秋号」にて、車さんのインタビュー記事を
 掲載しております。

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第55回 神田古本まつり 10月25日(土)~11月3日(月・祝)
  古書のセールだけでなく、様々なイベントも催されます。
  詳細は神保町の情報サイト「ナビブラ神保町」をご覧ください。
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